どうも、李厳です。
今回はタイトルの如く、白カードで数値上の最高のDF(CB)を決めてみたいと思います。
前回の日記で書いたように、CBにチャレンジしたがる選手やカバーリング意識の高い選手など、
多岐にわたる性格付けが為されている為、同一線上のランキングで決めることに、いささかの懸念がありました。
ですが、幾つかのコメントを頂いた上で、純粋な数値でとりあえずランキングをつけ、
その上で皆さんの判断で使っていただけるようにしようと、開催に到った次第です。
…では、まずルールのご説明。
CBに必要な数値は、ディフェンス・パワー・スピードの三つということで、
ディフェンス=Defense
パワー=Powerスピード=Speedの3つの頭文字を取って、便宜上本ブログではこれを、
DPSと称させていただきます。
まず競うべきは、この
DPSの総合値。
これが高い順にランク付けを行います。
次にCBに必要なものに
【身長】があります。
クロスやコーナーから飛んでくるボールを跳ね返すには
基礎的なジャンプ力はもちろん、身長の高さが求められます。
無論、高ければ攻撃時のCKでも活きる為、身長は高ければ
高いほど良いということで、身長も基準に入れます。
…ただしこれに関しては、いろいろな意見があるとおもいます。
サッカー史上に名前を残す名DFたちは、
ファビオ・カンナバーロ → 176㎝
フランコ・バレージ → 176㎝
ガエターノ・シレア → 178㎝
と、決して身長は高くありませんでした。
無論、時代の違いなどはあるでしょう。
けれども、CBに身長が求められたのは今も昔も大きく変わりはないはずです。
ですので、あくまで身長も一つの参考として入れさせていただきます。
数値の考え方ですが、身長185㎝を一つの基準とします。
185㎝を0として、そこから1㎝高ければ0.1ポイント加点。
5㎝低ければ0.5ポイント減点…という形で加減していこうと思います。
例えば、15-16OEのマルキーニョスの場合で考えてみましょう。
彼は「ディフェンス17」+「パワー16」+「スピード17」でDPSの合計は50ですが、
身長が183㎝と基準の185㎝より2㎝低いので、0.2ポイントを減点した総計が、
50-0.2=49.8
となります。
(例)
15-16OE マルキーニョス
D17P16S17=50
183㎝→-0.2
50-0.2=49.8加えて、
SS(スーパーサブ)も計算に加えます。
ここでは45分か20分かは考慮しません。
あくまでSSがあるかないかで考えます。
白単でやる私のような人間は別として、U5やU5Rでプレイされる方は、
SSの有無が大事だと思われるからですね。
SSは少し多めに、1.0ポイントを加点しましょうか。
それでも同率が存在した場合は、ディフェンス値の高い方を上位とし、
さらに同率の場合は、テクニックの高い方を上位とします。
これは私の独断ですがご了承下さい。
ルールのおさらいをしましょう。
1、DPSの高い順
2、身長を185㎝を0として、そこから下1ケタを0.1ポイントとして加減
3、SS(スーパーサブ)持ちは1.0ポイントを加算
4、上位の基準で同率の場合はディフェンス値の高い方を上位
5、さらに同率の場合はテクニック値の高い方を上位上記のDPS±αの合計が50以上に達した19人のランキングとなります。
ランキングは以下の通り。
それではいってみましょう。 まずは19位から!
【第19位】
10-11 シジネイ D16P17S17=50+身長186㎝ 50+0.1=50.1【第18位】
10-11 ロッド・ファンニ D18P18S14=50 身長186㎝ 50+0.1=50.1【第17位】
15-16 コンスタンティノス・マノラス D18P18S14=50 身長186㎝ 50+0.1=50.1【第16位】
10-11 ブラニスラフ・イバノビッチ D17P18S15=50 身長188㎝ 50+0.3=50.3【第15位】
06-07 フィリップ・センデロス D18P19S13=50 身長190㎝ 50+0.5=50.5【第14位】
13-14 アンジェロ・オグボンナ D17P18S15=50 身長191㎝ 50+0.6=50.6【第13位】
14-15OE アンジェロ・オグボンナ D17P18S15=50 身長191㎝ 50+0.6=50.6【第12位】
12-13 ラファエル・バラン D17P17S16=50 身長191㎝ 50+0.6=50.6【第11位】 → 【第10位】
09-10 チアゴ・シウバ D18P18S15=51 身長183㎝ 51-0.2=50.8【第10位】 → 【第9位】
11-12 ネベン・スボティッチ D18P18S14=50 身長193㎝ 50+0.8=50.8【第9位】 → 【第8位】
09-10 イバン・コルドバ D19P15S17=51 身長173㎝ SS持ち 51-1.2+1.0=50.8【第8位】 → 【第7位】
04-05 ジョルジュ・アンドラーデ D18P16S17=51 身長184㎝ 51-0.1=50.9【第7位】 → 【第6位】
15-16 カリドゥ・クリバリ D17P18S15=50 身長195㎝ 50+1.0=51【第6位】 → 【第5位】
16-17 2.0 グスタボ・ゴメス D18P16S17=51 身長185㎝ 51+0=51一気に見てきましたが、割と調べていて意外な選手が多かったような気がします。
身長という概念を取り入れると、割とラインナップが変わるもんですね。
では第4位から、ゆっくり見ていきましょう。
【第5位】 → 【第11位】
01-02ロケテ イゴール・トゥドール D16P20S14=50 身長193㎝ 50+1.3=51.3 → 50+0.8=50.8ここに来てランクインしたのは、まさかのロケテカード。
元クロアチア代表のイゴール・トゥドール。
ディフェンス値は16ながら、パワーは白カードにおいてはジギッチ・ヤンカーと並ぶMAX20の持ち主。
リアルでは状況に応じてボランチもこなしたりしてましたね。
現在(2017年7月現在)は監督として、トルコのガラタサライを率いています。
ロケテカードとあって値段も高く、オークションではなかなか出てこない上、
おそらく今でも一万円を切る事はないでしょう。※追記:すみません。トゥドールは計算ミスで、正式にはDPS+身長=50.8の第11位でした。【第4位】
08-09 マルティン・シュクルテル D16P19S15=50 身長191㎝ SS持ち 50+0.6+1.0=51.6リバプールのタトゥー入り鉄鋼兵その1。
4位にランクインしたのは、これまた意外なところでマルティン・シュクルテル。
15-16 2.0バージョンに
ガッカリキラとして出ていたのはご愛敬。
ディフェンスが低いながらもパワーに溢れており、タイプ的には前述の
トゥドールと同タイプに見えますが、スピードが15もあるなど、
イメージ的には脳筋系の高機動型機甲兵という感じでしょうか。
スーパーサブも持っていて優秀であるにもかかわらず、まったく評判が立たないのは、
皆さんAKANANASAで「ディフェンス17以上」で検索してるからでしょう。
スキンヘッドで顔の彫りが深い上、全身にタトゥーを施している為、
外見はどう見てもマフィアですが、実は静かで心優しい性格、というマンガのキャラみたいな人。
【第3位】
08-09 ダニエル・アッガー D18P18S15=51 身長191㎝ 51+0.6=51.6リバプールのタトゥー入り鉄鋼兵その2。
「怪我さえなければ…」と惜しまれるサッカー選手は世に数多いますが、
コップ(リバプールサポ)に質問したら、10人中10人答えるであろう悲劇の巨人。
タトゥーを入れるが大好きで、自身がタトゥーの彫師免許を取得している事から、
リバプールの選手たちにタトゥーを流行らせた張本人とも言われています。
彼もまた静かで心優しき巨人ということで、シュクルテルとは同属性の為か、
大変仲が良いようです。
WCCF的には、DPSは言わずもがな、高身長な上に上位陣で唯一人のレフティということもあり、
彼もまたもう少し使われていい選手だと思われますが、New8のシステムもあって使用率は低いですね。
【第2位】
07-08 ペペ D18P18S16=52 身長182㎝ 52-0.3=51.7第2位は、おおかた予想されていたであろう、白時代のペペ。
16-17シーズンまで、10シーズンにわたってレアルの最終ラインを
セルヒオ・ラモスと牽引したのは記憶に新しい所ですね。
意外…でもないでしょうが、ブラジル人です。
時期は違いますがデコ同様、当時のポルトガル代表監督であった
ルイス・フィリペ・スコラーリ監督に口説かれて、ポルトガル国籍を取得して
同代表入りしています。
WCCFにおいては、FCマッドキャップスという問題児選抜でマテラッツィと仲良く
最終ラインを形成しております。(トニー・アダムスを入れたかったからか、なぜかマテラッツィが左SB)
【第1位】
16-17 カリドゥ・クリバリ D17P18S16=51 身長195㎝ 51+1.0=52栄えある第1位は、セネガル代表のカリドゥ・クリバリ。
ディフェンス17、パワー18、スピード16という驚異的なDPSに加え、
身長195㎝という天を突くような高さを備え、あまつさえ
元ボランチで右SBまでこなせるポリバレント性溢れる才能の塊です。
元ボランチという事で、足元の技術も備えているCBしか使いたがらないアントニオ・コンテが、
チェルシーの監督に就任して、最初に獲りたがったのがクリバリでした。
正直、なぜ白でカード化されたのかが不思議な選手です。
今後はよほど不調に陥らない限りは黒でしか出ないと思われますので、手元にあるカードは大事にしておきましょう。
ちなみに第7位にランクインしているクリバリは、
地味にフランス国籍ですので、フランス単でやるならそちらで。
クリバリはフランス代表も選べたのですが、なかなか招集されないのでセネガル代表を選んだ後、
フランス代表のデシャン監督が「クリバリにも(代表入り)のチャンスがある」と発言して、
記者たちに指摘されたという逸話もありますね。
召集はお早めに。
…如何だったでしょうか?
割と意外な選手や、もう少し上にいると思われた選手のラインナップに
驚かれた方もおられるかもしれません。
単にトータル数値が高かった09-10のジェイミー・キャラガーなどは、
DPS+身長で見ても(48+0=48)という普通の数値のカードでした。
もっとも09-10バージョンの頃は、U5が基本であった上に
ディフェンダーすらスタミナ15ないと一試合持たない時代だったので、
今とは求められるものが違ったからとも言えます。
…クリバリはスタミナすら15ありますがね。今回のランキングが皆さんの参考になったかは判りません。
しかし、皆さんがイメージしていたランキングとかなり異なっていたのであれば、
「強いかもしれないカードの存在が確認できた」という意味では、有意義なランキングだったのではないでしょうか。
もっとも、しつこいようですが…これは私の独断による裁定基準なので、
他の人がその人の基準でランキングを作れば、普通に順位は入れ替わりますよ。
一度、皆さんもランキングを作ってみると面白いかもしれませんよ。
意外な使える選手が見つかるかもしれません。
今回は、この辺で…
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